デート商法について

デート商法とは
驪異性を用いて
麗電話やメールなどの出会い系サイトなどで知り合った方を
黎会いたいなどと呼び出して
力宝石等の商品を売りつける

ものを主に言いますがいろんな手口がありますので一概にこれだともいえません。
法律的には「アポイントメントセールス」の一種です。

デート商法の特徴は
驪事前に電話やメールなどで異性に興味をもたせて会うキッカケを作ることが多い
麗行ったが最後最初は世間話などをして楽しませ、徐々に本当の目的の商品購入を勧める
黎契約するまでは何時間も粘る、返さない
力私と付き合って、結婚したらなど気を持たせるフリをしてクーリングオフ期間を経過させる

デート商法の問題とは?
驪実際の商品価値はすこぶる低いことが多い。
麗帰りたいといってもなかなか帰らせてくれない
黎異性の交際関係も契約するまで。契約したらハイそれまで。
力商品金額などは市価の3倍や5倍もする
曆当初に来訪目的を正しく告げないことが多い
歷中途解約には本当に応じない業者が多い

デート商法の事例紹介

会社帰りに○○駅付近の路上で声をかけられアンケートを書かされた。
アンケートは服に関するアンケートだったと思う。
この時同じ四国出身などという話になりせっかくだから携帯の番号、メールアドレスを交換しようと言われた。

それ以降の日に、大体7時から10時までの間で、1時間ほどお茶などを何度かした。(ほとんどは世間話だったと思う。毛皮を取り扱ってる仕事をしている位の話は会話の中であった。)
展示会前のある日に喫茶店でお茶した時に招待状を渡された。
(この時は毛皮の展示会があるからということしか聞かなかった。値段など購入するなどの話は一切無かった。)よって、私には見るだけのものという認識しかなかった。
お茶などをそれまでに何度かしているし、私には気になる女性からの誘いということで普通にデートを楽しむくらいの気持ちでしかなかった。


[展示会当日○月×日]にとあるビルで展示会が行われ、会場にはたくさんの毛皮があった。
担当者と共に何着かのコートを見てみて値札を見ると何十万以上の値段がして、値段についてはこの時初めて知ったのでびっくりした。
値札を見たりしていると「値段はあまり気にしても仕方ないよ」という感じのことを言われた。
その後試着になり、2着目だったと思うが150万ほどするコート(今回購入したコート)の試着になり、「これは絶対いいよ」「せっかくならいいものを買った方が良いよ」という感じのことを言われた。
その後、全く予期せず契約の話になり、その場は担当者とその先輩か上司という人の2人で、「社会人ならきちんとしたものを着ないと仕事してる人とは思われないよ」「一生着れるものだから持っといたほうが良いよ」などという購入の説得の話になった。


私が「ローンには抵抗があるのでいらない」と断ると「これから社会人ではローンで支払う機会が多くなり、初めての大きな買い物だけど価値のあるものにお金を出すような買い物をしたほうが良いよ」「お金持っててもどうせ無駄な使い方するから、先にローンで価値のあるものにお金を使った方が良いよ」などと言われた。
その後その先輩か上司という人が席を立ち、担当者が私に「値下げの交渉をしてるから」と言った。
その後155万円のコートが124万円になった。
ローンの計算になり月1万7000円のボーナス月7万円加算となった。
「これでこの商品が手に入るんだったらいい買い物だよ」ということを言われた。


私は全く購入する等の気持ちは無く、担当者への恋愛にも似た感情で、彼女の見に来て欲しいという気持ちに応えたいだけで展示場へ足を運んでいました。しかしそこで上司等もでてきての勧誘を行われ最終的に雰囲気に圧倒されて契約してしまうようになった。
現在では「社会人ならきちんとしたものを着て・・・」という説明に対しては、こんな高いコートを着ている人はほとんどいないと思うし、そのことが疑問になり、結局このコートを着ることは無く必要性を感じていません。
またあるところで査定をしていただいたところ、3万円との値段。メーカーが記載されておらず、その品質もどうか?という査定結果であった。


担当者とのメールのやり取りに関しては担当者からの受信メールが残っています。
このようなやり取りで担当者に異性への魅力を感じた事は事実です。好意を持っていた事は否めません。
○/18ありがとう
○/18今日はどうもありがとう。まさか 四国の人やとは 思えへんかって なんか しゃべれて 楽しかったよ。 普段 あんまり 立ち止まってくれないから 嬉しかった びっくりした?
○/19今日の待ち合わせ ○○駅の2番出口出たとこにしましょ(^_-) 頑張って探してきてね!
○/19今日は どうもありがとう〓 なんか 久々に 職場以外の人と〓いったなぁって 感じで あっという間でした〓 でも 楽しかったです〓 明日もお仕事頑張ってね!
○/19おやすみ〓
○/22今日も いい天気だね(^_-) 今朝は いかなきゃいけない 時間に目覚めて びっくり〓 寝坊すると ばたばた 落ち着かないから 苦手だな〓 今軽く パン〓食べてたから 仕事に気合い入れまーす 笑 お昼からも 頑張ってね!
○/30昨日は ありがとうね〓 今日は、めちゃ 暑かったね〓〓 一日 Tシャツで 過ごしちゃいました〓
○/01 今 着いたの〜(^_^)/~?
○/02 久々の 里帰り〓 癒されてきてね〓 何日にこっち戻るの?
とこのように恋人とメールしているような気分でした。

デート商法に画期的な判決が出されました。
デート商法、信販も責任 名高裁判決 既払い金返還命じる
2009年2月24日 朝刊 中日新聞より全文引用
  異性に好意を抱かせて高額商品を契約させるデート商法の被害に遭った三重県の男性(28)が、クレジット契約を結んだ信販会社に対して既に支払った106万円などの返還を求めた訴訟の控訴審判決があり、名古屋高裁は「契約は公序良俗に反し無効」として、会社側に既払い金の返還を命じるとともに原告には未払いのクレジットを拒否できる権利があるとした。
  判決は19日にあり、代理人の弁護士らによると、デート商法で、信販会社に不法行為の責任を認めた判決は初めて。現在でも年間約550件の被害があり、判決が与える影響は大きそうだ。
  判決理由で、岡光民雄裁判長は「女性販売員との交際が実現するような錯覚を抱かせ、契約する不公正な方法の取引で契約は無効」と認定した。その上で、信販会社が販売業者の不相当な販売行為を知っているのに漫然と契約を行ったとして「販売業者の不法行為を助長し、不法行為責任を負う」と結論づけた。
  判決によると、男性は2003年3月、勧誘の電話がきっかけで、レストランで販売員の女性に会った。交際をほのめかすような話をされたり、手を握られたりした上で、指輪の購入を勧められた。さらに、後から来た数人の販売員からも再三勧められて、男性は指輪2点とネックレス1点を購入。総額218万円のクレジット契約を申し込んだ。
  一審・津地裁伊勢支部は、原告側の訴えを退けていた。被告の信販会社は一審時は「ジーシー」(東京)だったが、控訴審では営業譲渡を受けた「GEコンシューマー・ファイナンス」(東京)が訴訟を承継。デート商法で販売業者だった「シェルフィオーレ」は現在、廃業している。
  ■クレジット被害対策・地方消費者行政充実会議副代表の小野寺友宏弁護士の話…自己責任を問われてしまいがちなデート商法で、信販会社の責任を認めた判決は聞いたことがなく、画期的。デート商法では信販会社と連携する仕組みがないと成り立たず、今回の判決が同種犯罪に与える影響は大きい。

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